国体の山岳競技の種目でもあるボルダリングの認知度を高めようと19日、愛媛県松山市姫原3丁目のクライミング施設「Bouldering Gym Rampid」で6時間耐久セッションのイベントが行われ、県内外から27人が参加した。
県外の国体選手が認定した70本の課題を制限時間内にいくつこなせるかを競った。凹凸のある高さ4メートルの壁についた約800個の突起に両手両足をかけながら、課題のクリアを目指した。課題を認定した石川県の国体選手、宮保雄一さん(36)=東京都=は「規模の大きな大会に似せ、簡単なものから難易度の高いものまでを準備した。たくさん登って楽しんでほしい」。